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Hodogaya Special Needs Education School

TEL.045-714-0126

〒240-0026 横浜市保土ヶ谷区権太坂1−8−1

ホンマやでhonmakyoutou

継続は力なり!(12月更新)

職員室中央出入口のドアが新しくなりました。これまでは、鉄の扉で片手では開け閉めが困難なほど重くて滑りが悪いものでした。それがアルミ製のものに取り替えられ、とてもスムーズに動くようになりました。

この職員室中央のドアは、高等部の生徒が頻繁に利用しています。というのは、各クラスへの配布プリントが職員室内のレターケースに置かれていて、係の生徒が昼休みや帰りのホームルーム前に取りに来るからです。ドアがスムーズに動くようになり、見ている側としては少し安心できるようになりました。

生徒が職員室へ出入りするには、約束事があります。@ドアをノックする。Aドアを開ける。B「失礼します。(おじぎ)○年○組の◇◇です。【  】をしに来ました。」B中にいる先生が応えたら・・・C職員室へ入る・・・・・・・  といった具合です。慣れないうちは、どうしていいかわからず廊下でモジモジしていたり、声が小さくて中にいる先生まで声が届かなかったり、声をしっかりと出すことが恥ずかしいといった様子が多く見られます。

それが、毎日の繰り返しの中で方法を理解し、見通しを持つことで自信が生まれ、声の出し方も次第に良くなっていきます。マニュアル化された方法ではありますが、人の前でしっかりと声を出しきちんとした言い回しを身につけておくことは、違う場面においても応用ができる力の元となります。このように学校生活の色々な場面でコミュニケーション能力を高める仕掛けを作っています。

あいさつや返事、報告などの基本的なコミュニケーション能力は、社会に出た時にとても大切な資質・能力のひとつになります。職員室のドアが滑らかに動くようになったように、生徒たちの発する言葉や行動もスムーズにそしてしっかりとできるようになることを願っています。



農園(11月更新)

先日、近くの交番から「猿の目撃情報があったので注意してください!」との連絡がありました。足柄や小田原ならともかくここは大都市横浜。動物園から逃げてきたのか・・・結局のところその後の情報もなく釈然としませんが、保土ケ谷養護学校にもしも猿がいたとしてもそれはそれで違和感がないかもしれません。というのも、横浜市内にありながらこれほど緑豊かな環境が敷地内にある学校は珍しいからです。

本校の敷地面積はおよそ29,775uで、東京ドームの3分の2ほどの広さがあります。その中に「農園」と呼んでいる広大な谷戸があります。その大部分が斜面であるがために建物は建てられず、過大規模化してきた特別支援学校にあってもそのままの環境が残されてきました。森となっている木々にはリスが戯れ、6月の小川には蛍が舞います。校舎の近くにまでヘビが姿を見せることもたまにあります。実り秋、校章にも描かれているイチョウの木はたくさんの銀杏の実を落とします。この他にも栗や梅、キウイ、みかん、竹の子・・・たくさんの実りを恵んでくれます。この農園を活用し、畑での作物づくりや収穫作業、整備作業など教育活動もたくさん行っています。また、斜面を利用したアスレチックなどもあります。

しかし、一度手を入れた自然は、常に整備が必要になります。樹木の手入れや雑草の処理など、想像を超える作業になっています。農園に足を運ぶたび、この「農園」をさらに有効活用し、本校独自の特色ある教育が展開できないかと思いを巡らせています。一つの方法として、地域の皆さんのお力を借りることが考えられます。畑作業や森林活用など、幅広い知識や技能を学校の教育活動に活かしていただければ、新たな道が見えてくると考えています。保土ケ谷養護の「農園」に、力を貸してくれる方からの一報をお待ちしています。

                                   教頭 本間 修治





経験が力になる!(10月更新)

高等部の秋の実習が終わりました。と言っても3年生は、進路先に見通しがつくまで実習を行う人もいます。

下校時の昇降口、いつになく暗い表情を見せる2年の生徒に「どうしたの?」と言葉をかけると、どうやら現場実習が不安らしいのです。普段とは違う場所で初めて一人で「働く」となれば、誰しも不安や戸惑いを覚えるのも当然です。事前に学習を積んで知識としてどんなものかは分かっていたとしても・・・。

実習を終え学校に戻ってきた子どもたちは、精神的にひとまわりもふたまわりもたくましくなっています。実際に体験することで、自分が思っていたイメージを現実のものとすることができ、やり遂げたことが自信へとつながっています。一度実習のイメージが持てると、次の実習に向けては、かなり不安も軽減されることでしょう。

現場実習では、残念ながらアクシデントが発生し途中で打ち切りとなることも稀にあります。その理由は、職場での人間関係であったり、仕事に関する適正の課題であったりと様々ですが、あらかじめ予測できないことが多いです。しかし、経験してみて初めて分かることもたくさんありますので、経験することがいかに大切かが分かります。

次期学習指導要領では、主体的・対話的で深い学びの視点から、どのように学ぶかということを大切にしています。養護学校では、古くから教科の枠にとらわれず、生活に密着した単元を設定し体験的な学習が行われてきましたが、机上の学習に留まらず体験的に学習を積み重ねていくことで、真の力として身につけていくことができるのです。

                        教頭 本間 修治





パラスポーツプロジェクト(9月更新)

2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて、様々な動きがありますが、本校でもパラスポーツプロジェクトと称してパラスポーツの普及・推進と交流のためにイベントを計画しています。

パラリンピックは、身体障害者の国際大会が始まりで、1960年ローマで行われた大会を第1回目と定めています。また、オリンピックと同じ年に同じ施設で開催されるようになったのは1988年ソウル大会からだそうです。今では世界最高峰の障害者スポーツ大会となっており、もちろん知的障害の部もあります。「パラ」とは「Parallel=平行」を意味し「もう一つのオリンピック」という意味を持っています。

パラリンピックは、障害の程度により様々なクラス分けがされていますが、基本はチャンピオンシップ(競技性)が強いものです。一方「パラスポーツ」は、障害者が行うスポーツ全般を意味し、既存のルールや用具を障害の状況に合わせて実施するアダプテッドスポーツから、ボッチャやゴールボールなど独自に考案されたもの、障害者と健常者が一緒に行うものまで幅広く意味し、どちらかと言えばみんなが参加して楽しむというイメージを持ちます。

説明が長くなりましたが、本校に通う子どもたちが、少しでもスポーツに親しむ機会が増え、それを通じて生活に潤いが増してくれればと願っています。でも、昼休み、子どもたちとバスケに夢中になり過ぎるのは、気を付けようと思ってます・・・。


                       教頭 本間 修治



神奈川県立保土ケ谷養護学校

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